北村 安彦 自己紹介へ

私の好きな場所(奈良)

2016/07/06(水) 日々のこと

仕事で奈良県のお得意様からも御依頼があり、月に2,3度は奈良へ行くことがあります。
奈良県でも奈良公園の鹿や東大寺で有名な奈良市ではなく、もっと南よりの橿原市方面の方が多いんですね。
関西の方でもこちらの地域は遠いイメージがあるみたいですが近畿道から南阪奈道の高速を使えば渋滞も殆ど無く、吹田から1時間程で南阪奈道の終点付近です。
葛城IC辺りを過ぎたところから大和盆地の風景が広がり右前方の畝傍山など、素晴らしい絶景です。
仕事の打合せ等が終わってから時間があるときには、名所へ立ち寄り、だんだん奈良の歴史にも興味を抱きました。
一度その魅力を知ってしまうと、何度も来たくなる不思議な場所です。

 例えば、華やかな京都なんかと比べますと寺社も古く庭園等も少なく地味で渋目な印象ですが、ほんの少し興味を持つと、あれほど歴史的な魅力が詰まった場所は他にはないだろうと思います。
794年に平安京に遷都されるまでは古墳時代・飛鳥時代・奈良時代と日本の中心であり続け、現代の今でも1千300年も前の仏像や建造物が立ち続けていることに驚きます。
奈良の仏像や建築物や街並みの魅力は1千年以上の途方もないスケールの歴史があるにも関わらず素朴を感じとれるところだと思います。
田園風景もあちこちにあり「日本の原風景」と言えるような古き良き日本を感じることができます。京都ほど観光客で混雑しませんし、どこに行ってものんびりとしていますから、人によっては物足りなく退屈かもしれませんが心が落ち着く場所です。
ある程度の年齢になって、少しでも歴史に興味があれば魅力に気づく事が出来る場所なのかもしれませんね。

 今日は仕事で五條市に行ったのですが葛城市や御所市や五条方面へは必ず通るお気に入りの道があります。御所香芝線30号線(山麓線)です。大阪との境には葛城山と金剛山があり、その麓を山麓線が走っており車窓から葛城山・金剛山と美しい棚田、遠くに大和盆地が見晴らせる素晴らしい快走路です。古代の道と知られている葛城古道はこの周辺道で、たくさんの神社やお寺があります。ウォーキングなら、より素晴らしい発見が出来ると思いますので休日には車ではなく、歩いてみようと思います。

 

 

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